カウンセラーによる援助の独自性について : 医師、教師、カウンセラーのロールプレイプロセスを通して

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URI http://shark.lib.kagawa-u.ac.jp/kuir/metadata/1207
Title
カウンセラーによる援助の独自性について : 医師、教師、カウンセラーのロールプレイプロセスを通して
Title Alternative
Differences of Counseling : The Role Play Process of Doctors, Teachers, and Counselors
File
Description

本論文では、医師、教師、カウンセラー3者のロールプレイのプロセスを分析することを通じて、カンセラーによる援助の独自性についての考察を試みた。分析の手法については、筆者が各援助者にインタビューを繰り返し行い、援助者の意図やねらいを明確にしていく「仮説生成-検証」(下山、2001)によって、より事例に近い解釈を試みた。また、クライエント役は筆者が行い、そこで得られた体験を、分析の手がかりとした。その結果、(1)カウンセラーという「役割」が、その独自のあり方を規定していること、(2)カウンセラーは、「消極的態度」(菊池、2004)によって、クライエントの自発性を回復させるという独自の関わりを行っていることが明らかになった。さらに、(3)筆者自身のクライエント体験を踏まえて、カウンセラーのあり方を検討した結果、「安心して語れる場をつくること」「感情に寄り添うこと」「自分との関わりを手助けすること」「意味が結晶してくるのを共に待つということ」という独自のあり方が明らかになった。以上のようなカウンセラーの援助が、クライエントの感情体験を呼び起こし、眠っていたクライエント自身の「自然治癒力」を高めることが明らかになった。最後に、(4)方法論としてのクライエント体験の可能性とその限界について考察を加えた。

Author
著者 内原 香織
著者(ヨミ) ウチハラ カオリ
著者(別表記) UCHIHARA Kaori
著者 竹森 元彦
著者(ヨミ) タケモリ モトヒコ
著者(別表記) TAKEMORI Motohiko
Publication Title
香川大学教育学部研究報告第Ⅰ部
Volume
128
Start Page
77
End Page
96
Publisher
香川大学教育学部
Published Date
2007
ISSN
0454-9309
NCID
AN00038237
Resource Type
Departmental Bulletin Paper
Language
jpn
Rights
本文データはNIIにおいて電子化したものである
Text Version
publisher
Set
香川大学
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