Antibacterial property of β-lactoglobulin and α-lactalbumin : effect of chemical modification of some amino acid residues

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URI http://shark.lib.kagawa-u.ac.jp/kuir/metadata/2586
Title
Antibacterial property of β-lactoglobulin and α-lactalbumin : effect of chemical modification of some amino acid residues
Title Alternative
β-ラクトグロブリン及びα-ラクトアルブミンの抗菌性 : 数種のアミノ酸残基の化学修飾の影響
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Description

本研究はStreptococcus pyogenesに対するβ-ラクトグロブリン及びα-ラクトアルブミンの抗菌性, 特に数種のアミノ酸残基の化学修飾の影響についてしらべたものである. Str. pyogenesに対する乳清蛋白質(濃度0.7%)の抗菌性は, 粗免疫グロブリン>β-ラクトグロブリン>α-ラクトアルブミンの順に大であった. 次に4つのアミノ酸残基すなわち, インドール基, グアニジル基, アミノ基及びカルボキシル基を化学修飾した場合の影響についてしらべた. インドール基は, N-ブロムコハク酸イミド, グアニジル基は, 1,2-シクロヘキサンジオン, アミノ基は無水酢酸によるアセチル化, カルボキシル基はメチルアルコール(塩酸酸性)によるメチル化によって化学修飾を行った. 修飾β-ラクトグロブリン及び修飾α-ラクトアルブミンの抗菌性についてしらべた結果, インドール基, グアニジル基, アミノ基を修飾したβ-ラクトグロブリン, α-ラクトアルブミン共にStr. pyogenesの増殖を阻害することなく, 活性は全く消失した. 一方, カルボキシル基を修飾したβ-ラクトグロブリンとα-ラクトアルブミンは抗菌性を示し, むしろ未修飾(標準)よりも幾分強い抗菌性を示した. すなわち, 牛乳の抗菌性には乳清蛋白質が関与しており, カルボキシル基の化学修飾によって抗菌性を示す事実は, 蛋白質のポリペプチド鎖中の水素結合やイオン結合の部分の, カルボキシル基のブロッキングによって露出したアミノ基が菌の増殖を阻害する原因となっていることが判明した.

Author
著者 Miyabe Toyoki
著者(ヨミ) ミヤベ トヨキ
著者(別表記) 宮辺 豊紀
著者 Ikeda Hiroshi
著者(ヨミ) イケダ ヒロシ
著者(別表記) 池田 宏
著者 Ninomiya Kiyoshi
著者(ヨミ) ニノミヤ キヨシ
著者(別表記) 二宮 清志
Publication Title
香川大学農学部学術報告
Volume
33
Issue
1
Start Page
65
End Page
67
Publisher
香川大学農学部
Published Date
198110
ISSN
0368-5128
NCID
AN00038339
Resource Type
Departmental Bulletin Paper
Language
eng
Text Version
publisher
Set
香川大学
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