フィードバックに関するアンケート調査

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URI http://shark.lib.kagawa-u.ac.jp/kuir/metadata/27971
Title
フィードバックに関するアンケート調査
Title Alternative
A Report on Corrective Feedback in English Language Classes
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Description

 本学では2011年のカリキュラム改正により従来の「英語コミュニケーションLR/SW 演習」から「Communicative English Ⅲ / Ⅳ」に科目名を変更し、前期のCommunicative English Ⅲ ( 以下CE Ⅲ )では主に英語でのスピーチ・プレゼンテーションを扱い、後期のCommunicative English Ⅳ ( 以下CEⅣ )では主にライティングを扱っている。
 1年生を対象としたCommunicative English Ⅰ / Ⅱ(以下CE Ⅰ、CE Ⅱ)では英語4技能(リスニング・リーディング・スピーキング・ライティング)のうちリスニングとリーディングを重視するのに対し、2年生を対象としたCE Ⅲ およびCE Ⅳではスピーキング・ライティングを重視している。スピーキング・ライティング重視の授業ではより多くのアウトプット活動の機会を学生に与えることが期待されている。例えば、オーラルコミュニケーション、ディスカッション、スピーチ、プレゼンテーション、エッセイ、e-mailなどが活動の例として挙げられる。これらの活動では、教員が学習者のアウトプットに対しフィードバックを与えることが期待されている。本稿では、この「フィードバック」に着目する。
 英語クラスにおけるフィードバックのあり方についての議論は続いており、いまだ結論は得られていない。Ellis(2009) が述べているように、フィードバックのあり方に対する答えは一つではない。クラスの規模や学習者の英語レベル、学習者の英語学習背景、授業の目的など様々な要因が複雑に絡んでいる。それぞれの状況下で、教員はフィードバックの方法を考えなくてはならない。フィードバックを与えないというのも選択肢の一つであろう。Truscott(1996) はフィードバックが学習者の英語能力の向上に役立っているという明らかな証拠を示す研究がないことから、授業でフィードバックを与えることを止めるべきだと論じた。さらに、彼はフィードバックが学習者にとって無駄なものであるだけではなく、フィードバックがあることで学習者が英文を生み出すことよりも,文法エラーに気をとられてしまい、ライティング能力を伸ばす過程において悪影響を及ぼしていると結論づけた。一方で、フィードバックを与えた学習者の方がより正確な英文を作成することができるようになったと結論づけ、学習者の英語能力の向上にフィードバックが有効であることを証明している研究(Ashwell、2000; Ferris & Roberts、2001; Chandler、2003) もある。
 教員がフィードバックを与えないというのも選択肢の一つとして考えられると上述したが、果たしてフィードバックを受ける側、つまり学習者はフィードバックについてどのような意見を持っているのだろうか。本稿では、英語クラスを受講している学生を対象に、彼らがフィードバックを受けることをどのように感じているのかについて、アンケート調査の結果に基づいて考察を行う。

Author
著者 佐藤 誠子
著者(ヨミ) サトウ セイコ
著者(別表記) SATO Seiko
Publication Title
香川大学教育研究
Publication Title Alternative
JOURNAL OF HIGHER EDUCATION AND RESEARCH KAGAWA UNIVERSITY
Volume
11
Start Page
91
End Page
98
Publisher
香川大学大学教育開発センター
Publisher Aalternative
Center for Research and Educational Development in Higher Education, Kagawa University
Published Date
2014-3
ISSN
1349-0001
NCID
AA1197154X
Resource Type
Departmental Bulletin Paper
Language
jpn
Text Version
publisher
Set
香川大学
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