香大っこサポーターの育成と活躍 ~両立支援における地域との協働~

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URI http://shark.lib.kagawa-u.ac.jp/kuir/metadata/27974
Title
香大っこサポーターの育成と活躍 ~両立支援における地域との協働~
Title Alternative
Training Student Supporters and Their Energetic Activities: Partnership with Community for Supporting Work-life Balance
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Description

 香川大学では、平成22年度より女性研究者研究活動支援事業(旧女性研究者支援モデル育成事業)の採択を受け、男女共同参画推進室が中心となって、全学の男女平等施策を進めてきた。本学は、平成22年に次世代育成支援対策推進法に基づく認定企業として「くるみん」の認定を受け、同法に基づき行動計画の第3期に取組んでいる。早期から子育てとの両立への支援施策が施され、子育て等に取組む教職員にとって、働きやすい職場としての土壌を持っている。それを補完する形で、男女共同参画の視点に立った環境づくりの一環として、子育て中の教職員の教育研究や業務と家庭との両立支援施策を計画し実施した。
 本題の「香大っこサポーター」は、学内に組織した学生のボランティア組織である。学内での託児事業の補助的な役割を担う託児サポーターとして、教育学部の幼児教育や特別支援教育の養成課程の学生の協力を得て、平成22年度から組織された。その後、男女共同参画室が、独自の養成・登録のシステムを構築し、平成25年現在までの3年間、取組を継続実施してきた。今では、対象学部の範囲を広げ、5学部から32名の男女の学生が登録をしており、活発な活動を展開している。また、その活動内容の幅も年々広がっており、学内の短時間の一時保育や大学入試センター試験時等の教職員の休日出勤時の託児、小学生を対象にした夏季開催の児童サマースクール(短期学童保育)、学内の学会時の託児、大学のイベントに参加する子どもたちの支援など、活動は多岐にわたっている。
 香大っこサポーターの養成については、休日出勤時の託児を担当する、民間の託児ボランティア「あゆみ」との協働で行ってきた。託児に関する基礎知識の習得や実際の託児の体験学習では、地域の乳幼児と保護者が大学に足を運び、学生に体験の機会を提供している。本活動は、大学と民間、学生と市民との協働の取組としても注目を集めており、地域の子育て支援を担う人材育成としても期待されている。平成25年度には、「地域子育て支援士(二種)」(NPO法人子育てひろば全国連絡協議会認定)の資格を、香大っこサポーターの有志4名が取得するという成果にも繋がった。
 本実践記録は、教職員の両立支援のサポーターとして立ち上げた「香大っこサポーター」の育成の歩みとその活躍の状況を報告し、今後の本学における両立支援における地域との協働と、そこに参画する学生への教育効果の可能性をまとめた。将来、ワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の調和)を実践できる社会人として、男子学生も女子学生も、実際の育児に取組む先輩との交流は、大きな力になると考えられる。本稿は、香大っこサポーターの今後の更なる豊かな活動の展開を期待し、その取組の詳細を記録したものである。

Author
著者 長安 めぐみ
著者(ヨミ) ナガヤス メグミ
著者(別表記) NAGAYASU Megumi
著者 石井 明
著者(ヨミ) イシイ アキラ
著者(別表記) ISHII Akira
Publication Title
香川大学教育研究
Publication Title Alternative
JOURNAL OF HIGHER EDUCATION AND RESEARCH KAGAWA UNIVERSITY
Volume
11
Start Page
113
End Page
126
Publisher
香川大学大学教育開発センター
Publisher Aalternative
Center for Research and Educational Development in Higher Education, Kagawa University
Published Date
2014-3
ISSN
1349-0001
NCID
AA1197154X
Resource Type
Departmental Bulletin Paper
Language
jpn
Text Version
publisher
Set
香川大学
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