石清尾八幡宮におけるドバト(Columba livia domestica)個体群の止り場の変動と個体関係

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URI http://shark.lib.kagawa-u.ac.jp/kuir/metadata/3087
タイトル
石清尾八幡宮におけるドバト(Columba livia domestica)個体群の止り場の変動と個体関係
タイトル(別表記)
Movement of staying location and individual relationship at the location in the house-pigeon at the roof of Iwaseo shrine, Takamatsu
ファイル
内容記述

高松市石清尾八幡宮の絵馬堂屋根におけるドバトの個体分布を旋回直後とそれ以外の時に分けて, 調査した。また, 屋根における攻撃あるいは誇示行動によるドバトの個体数の変動についても調べた。得られた結果は, 次の通りである。 1. ドバトは""恐ろしい""状況におかれると, ""無名の群れ""を形成し, 旋回飛行する。 2. 旋回直後, ほとんどの個体は, 条件のよい場所に集中し, それ以外のときは, 分散してとまる。この変化は, ドバトの社会行動(主として誇示行動)によるものである。 3. 屋根の部分ごとの許容個体数が認められた。屋根の最高部(Pt.A)は常時5個体前後, Pt.Aと斜面との境(Pt.B)は, 1~20個体, その他の場所(斜面であるPt.Cs, Pt.Ds, Pt.Es)での個体数はその場所の広さと活動個体総数によってきまる。 4. Pt.Aの許容個体数は誇示行動によって維持されている。ここに残るのは, 雄であることが多いと思われる。Pt.Bsでは, 誇示行動が少ないため, 許容個体数に幅がある。他の場所では, 誇示行動がみられないため, 追い出された個体つまり劣位者がとまる。 5. 八幡宮ドバト個体群には, 場所条件と関連した順位およびなわばりが認められる。しかしこの順位およびなわばりは固定的なものではない。

著者
著者 梶野 光恵
著者(ヨミ) カジノ テルエ
著者(別表記) Kajino Terue
掲載誌
香川生物
11
開始ページ
9
終了ページ
14
出版者
香川生物学会
出版年月日
198305
ISSN
0287-6531
NCID
AN00038146
資料タイプ
学術雑誌論文
言語
日本語
出版社版
区分
香川大学
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