新しい「新任教員研修会」の検討の記録

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Title
新しい「新任教員研修会」の検討の記録
Title Alternative
Improving the Orientation Seminar for New Faculty
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Description

 本学では、毎年5月に新任教員研修会を実施している。この研修会の目的は、「本学の新任教員を対象に、国立大学法人を取り巻く諸情勢と本学の今後の課題及び大学教育等について、新任教員の理解を深めること」( 平成21年度香川大学新任教員研修会実施要項)である。この研修会では、午前に大学全般に関する研修プログラムが、午後に大学教育に関する研修プログラムが組まれている(稿末資料1参照)。
 学士課程におけるFDが義務化された今日、特に後者の大学教育に関する研修プログラムは重要性を増してきている。そうした観点に照らせば、本学で従来行われてきた新任教員研修会は、どちらかといえばガイダンス的な要素の強いものである。すなわち、現在、全国的に行われるようになってきている、授業を担当するにあたって必要となる基礎的な知識や技術を学ぶような「新任教員研修会」(以下、従来行われてきた新任教員研修会との違いを表すために括弧付きで表記) とは性格の異なるものであるといえる。
 そうした、いわば新しい「新任教員研修会」の導入・実施の必要性はこれまでも認識されてはきた。しかし、平成20年度文部科学省戦略的大学連携支援事業の採択を機に設立された「四国地区大学教職員能力開発ネットワーク」(以下、SPODと表記)に加盟したことで、その機運は飛躍的に高まった。すなわち、愛媛大学や徳島大学では、そうした「新任教員研修会」が既に実施されており、高知大学もSPODに加盟したことを契機として、平成20年度から「新任教員研修会」が実施されていること、またそれだけでなく、各大学で実施している「新任教員研修会」は、県下のSPOD加盟校に開放されているという段階にあることが認識された。これによって、本学でも新しい「新任教員研修会」の導入・実施の機運が飛躍的に高まったのである。
 具体的な検討に先立って行われたのが、徳島・高知・愛媛大学で実施されている「新任教員研修会」への実際の参加である。その後、その参加者を中心として、新しい「新任教員研修会」についての検討を行うワーキンググループが設けられた。そして、そのメンバーが、愛媛大学で実施された「ファカルティ・ディベロッパー養成講座」に参加した。そこで、愛媛大学や徳島大学で「新任教員研修会」に携わっている先生方のアドバイスをいただきながら、本学で平成22年度より新たに導入・実施可能な「新任教員研修会」の叩き台を作成した。その叩き台をもとに、ワーキンググループで検討が行われ、素案が作成された。そして、その素案をもとに、調査研究部でさらなる検討が行われ、平成22年度より新たに導入・実施される「新任教員研修会」案が作成された。本稿は、その一連の過程を記録するものである。
(葛城浩一)

Author
著者 柳澤 良明
著者(ヨミ) ヤナギサワ ヨシヒロ
著者(別表記) YANAGISAWA Yoshihiro
著者 木村 正司
著者(ヨミ) キムラ ショウジ
著者(別表記) KIMURA Shoji
著者 吉田 秀典
著者(ヨミ) ヨシダ ヒデノリ
著者(別表記) YOSHIDA Hidenori
著者 葛城 浩一
著者(ヨミ) クズキ コウイチ
著者(別表記) KUZUKI Koichi
著者 佐藤 慶太
著者(ヨミ) サトウ ケイタ
著者(別表記) SATO Keita
著者 野口 里美
著者(ヨミ) ノグチ サトミ
著者(別表記) NOGUCHI Satomi
Publication Title
香川大学教育研究
Publication Title Alternative
JOURNAL OF HIGHER EDUCATION AND RESEARCH KAGAWA UNIVERSITY
Volume
7
Start Page
19
End Page
31
Publisher
香川大学大学教育開発センター
Publisher Aalternative
Center for Research and Educational Development in Higher Education, Kagawa University
Published Date
2010-3
ISSN
1349-0001
NCID
AA1197154X
Resource Type
Departmental Bulletin Paper
Language
jpn
Text Version
publisher
Set
香川大学
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