全学共通科目における成績評価の現状と課題

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タイトル
全学共通科目における成績評価の現状と課題
タイトル(別表記)
Assessment in General Education: Current Issues
ファイル
内容記述

 2008年の中央教育審議会答申「学士課程教育の構築に向けて」では、大学教育の質を確保するための多くの課題が示された。その中の一つに「成績評価の厳格化」がある。この課題はすでに1997年の大学審議会答申において示されているが、答申が出されるたびにその比重を増してきたものである。この動向に呼応して、香川大学も中期目標・中期計画のうちに「成績評価の厳格化」を掲げている。
 本稿は、香川大学における「成績評価の厳格化」の取り組みを進めるために、この問題の内実の検討、香川大学の現状の確認、その課題の析出を狙うものである。まず、大学審議会答申、中央教育審議会答申の該当部分にもとづいて、なぜ「成績評価の厳格化」が課題となるのかを確認する(1)。そのうえで、通常「成績評価の厳格化」ということでひとくくりにされている問題を分析して、そこに含まれる複数の課題の相互関係を明確にする(2)。「成績評価の厳格化」という言葉で一括されている問題のうちには、ともすれば矛盾するような複数の課題が含まれており、注意を要する。次いで、香川大学の成績評価システム(GPA) の運用を各学部別に確認し(3)、最後に課題の析出を行う(4 )。
 大学教育開発センター調査研究部では、2009年10月から、「成績評価の厳格化」問題に関するワーキンググループ(以下、WGと略記する) を設置し、議論を重ねてきた。また、12月15日実施の「全学共通教育の平成22年度実施に向けた研修会」(以下、全学FD研修会と略記する)でも、「成績評価の厳格化・標準化」に関する分科会を設定し、参加者の間でこの問題に関する意見交換が行われた。本稿は、これらの議論の成果を基礎として書きあげられたものである。

著者
著者 佐藤 慶太
著者(ヨミ) サトウ ケイタ
著者(別表記) SATO Keita
著者 羽白 洋
著者(ヨミ) ハジロ ヒロシ
著者(別表記) HAJIRO Hiroshi
掲載誌
香川大学教育研究
掲載誌(別表記)
JOURNAL OF HIGHER EDUCATION AND RESEARCH KAGAWA UNIVERSITY
7
開始ページ
33
終了ページ
47
出版者
香川大学大学教育開発センター
出版者(別表記)
Center for Research and Educational Development in Higher Education, Kagawa University
出版年月日
2010-3
ISSN
1349-0001
NCID
AA1197154X
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
出版社版
区分
香川大学
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